はじめての方

既に登録している方

地元で無理せずスローライフ!

地域に根差した働き方のご提案

今をときめくIT企業を筆頭に、20代30代の若手経営者が優れたリーダーシップを発揮して、日本経済に新たな風を吹かせています。そんな中で、豊富な経験をしてきたシニア世代が果たすべき役割とはいかなるものでしょうか。今回は、いかにすればシニア世代がイキイキとアクティブに働き、日々を充実させられるのかを考え、そのひとつの答えとして、地域に根ざした働き方を紹介します。

企業が求めるのはあなたの経験!

世の中の大半を占める中小企業の多くが、シニア層の経験・ノウハウを最大限活用したいと考えています。企業がシニア層に期待するものは、第一にアナログな手法を含めた「業務スキル」です。様々な業種業界でIT活用による業務フローのシステム化と効率化が進められていますが、そもそもの業務体系の深い理解があってこそ、盤石のシステム構築が可能になります。
シニア世代には、自らが手がけてきた業種業界の「業務スキル」をとことん披露して、若手の手本になってほしいのです。日常生活では「おばあちゃんの知恵」などと言われますが、社会人として長年活躍してきたシニア層から学べること、学ぶべきことも大いにあります。

生活に彩りをそえる為に…

「孫とゆっくり過ごしたいが、適度なやりがいと達成感を感じられる仕事もしていきたい」。そんな思いを持ったシニア世代も少なくないでしょう。だからこそ、満員電車で無駄に体力を消耗することなく、短い通勤時間で無理なく勤務先に到着でき、しかもワークライフバランスを重視した地元密着企業で働くことを提案したいのです。家庭の事情、家計の都合で働かざるを得ないケースもあるでしょう。それでも、プライベートを捨てて会社に尽くしてきたような働き方は、とても推奨されるべきものではありません。
これまでがむしゃらに働いて得た知識や経験は、地元で家族との生活を大切にしながら、プラスアルファの生活のスパイスとして活かしていってみてはどうでしょうか。ベースは「スローライフ」です。

あなたの経験が次の世代を未来につなぐ

シニア層の採用実績がある企業からは、「他社での豊富な経験をお持ちのシニア層が、刺激を与えてくれている。若手は若手で斬新なアイディアを生み出すことがありますが、シニアはシニアで含蓄のある的確な指摘によって、社を活性化してくれる」といった声も聞こえてきます。自分たちだけではたどり着けなかった境地に、シニアがいざなっているのです。次の世代に経験を伝えていくのは、シニア層の使命でもあり、自分の子どもと同世代のスタッフが成長を掴み取ろうとするのであれば、精一杯の素材をお土産として残してほしいのです。こういった点でも、シニア層の取り込みは経営戦略を練る上で不可欠な示唆を与えてくれるのです。


キーワードは、「職住近接」「生涯現役」「スローライフ」。
自宅の近くで、仕事とプライベートを両立できる企業、やりがいのあるシゴトを見つけてください。そして、親や地元の友人と有意義な時間を過ごし、自分のペースに合った無理のない生活を送ってほしいのです。